いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

心臓が伝えたいこと

2023年9月11日更新。

 

心臓が回復してきたかなーと思ったのは、8月後半の数日だった。

前回の受診から約1か月、ほとんど毎日狭心症の症状が出る。

症状の頻度も強さも毎日違う。

この1か月だけでニトロは10回も使用して、

死を身近に感じる日々を過ごしてる。

 

 

心臓が伝えたいこと
 

仕事を始めて1か月が過ぎ、失敗もあったりするけど出来ることも増えてきて嬉しい(^_^)b

けど私の心臓のペースには合ってないかもしれない。

最近胸痛がくる度に考えてた。

家族でいられれば他に望むことはないなって。

 

仕事にも復帰できて、また看護の世界に携われて、患者さんとの関わりで人の役に立ててると思えた。

願いは叶った。

 

一生現役が夢だけど、その夢は私の心臓を酷使することになるから、ゆっくり休ませてあげる時を決めなきゃと思ってる。

 

今後、薬の調整が入るか主治医と相談してから進めると思うんだけど、

もし、仕事を辞めて療養をって促されても受け入れる心の準備はしてる。

たぶん(^.^)

 

これだけ症状が出るってことは心臓に無理させてるってことなんだよね。

心臓が伝えてることに耳を傾けなきゃ。

 

 

見えたこと
 

柴キッズの寝顔を見ながら、

最期だと分かっていたら私はこの子たちをお留守番させて仕事には行かないと思った。

働いてみて見えた気がする。

この子たちがいてくれるから景色が明るい。

仕事に行きたいって気持ちも、

ご飯が美味しいって感じるのも、

笑えるのも、

いつも通りに暮らせるのも、

この子たちがいてくれるからなんだよなって思った。

この子たちはいつも私の心臓にも優しい。

仕事に行かない分、柴キッズといられる時間が増える。

働けることの幸せもあるけど、働かない幸せもある。

 

心は揺れながらも、家族の愛が私を支えてくれる。

心臓が伝えたいのは、そういうことだったのかな、と思う。

 

 

柴ガールのシッポを枕にして眠る柴マン

【私の幸せ】

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