いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

#40 手術後初めての胸痛発作

 

2021年12月1日、心臓リハビリをした後受診した。

主治医から、「経過は良好だからあとは体力づくりくらいだね」と話があり、順調だった。

受診も50日に1回に減っていた。

「1月頃には、抗血小板薬が1種類減って、受診も半年に1回、1年に1回に減らして、近所のクリニックから内服薬を処方してもらう流れになると思います。」

ということで、状態は安定そのものだった。

問題は、運動量と質だった。あまりにも私が同じことを質問したから、優しい穏やかな主治医が「だーかーらーっ」って言いながら頭を抱えた。

まずいっ((((;゚Д゚))))

無理しない、やり過ぎない、がっつり筋トレまではもっと時間が必要!ということは毎回言われてたのに、「筋トレして大丈夫」という返事が欲しくて欲張ってしまった(ー_ー;)

反射のように反省。

 


受診には毎回夫が仕事を休んで付き添ってくれるから心強かった。

先は明るかった。

復職までもう少しだーい(≧∇≦)b


黒猫太郎と柴キッズが家で待っているため、受診後はランチしたらすぐ帰るのがルーティンだった。

帰宅して家族でのんびり過ごす。

この穏やかな時間が幸せヽ(´ー`)ノ

 


夜眠る時間になり、ベッドに入って横になった。


するとその時は突然やってきた。


胸が痛い。苦しい。

ビックリして軽くパニック。

起き上がろうとしたら自力で起き上がれない。

夫に起こしてもらい座ると、痛みが引いていった。

あまりにも突然で何が起こったか考えが追いつかない。

今日受診したばかりで経過も良かったよなー? 今のはなんだったんだろう?と思い、また横になった。

夫が心配そうに見ている。

するとまた胸が痛くなった。

痛いような苦しいような。

これはおかしい、心臓に何か起こってる!と感じた。

私の様子を見て夫がすぐに救急車を呼んでくれた。


救急隊員が到着する頃には痛みはなくなってなんの症状もなかった。

黒猫太郎と柴キッズがビックリして不安になるから、外に出て救急車を待つことにした。


心筋梗塞後だったから、念のため病院に行った方がいいということになり、救急車でかかりつけの大学病院に運んでくれた。

救急隊員からは、「胸部症状があった時は家の中で安静にして待っててください」と言われた。
(ゴメンナサイ(;´Д`))

 

夜中の1時頃病院に到着し、心電図を取った。
採血も朝やったばかりだったけど、念のため再度採血をすることになった。

結果は、心電図異常なし、採血も朝と変化はなかった。

なんだったんだろうね?という感じで帰宅することになった。

「なんともなかったのに救急車を呼んですみません、ご迷惑をおかけしました」と医師に伝えたら、「いえ、心配な時はすぐに呼んでください。今日は早めに呼んでもらって良かったです。」と言ってくれた。

ありがたい(ToT)

夫とタクシーで帰宅し、黒猫太郎と柴柴コンビが心配そうな顔をしていた。

ごめんよ(´・ω・`)

 

 

この日の胸痛は、心臓の血管が痙攣したことによるものだったと後で知ることになる。

 


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