いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

黒猫太郎の四十九日

2023年7月11日更新。

 

今日は黒猫太郎の四十九日です(^_^)/

 

黒猫太郎のいない日常
 

先日、ソファカバーをはずしたら黒猫太郎のヒゲがくっついてた。

今朝床を拭いてたら、黒猫太郎がもらしたオシッコのにおいがした。

前はにおい消しに奮闘してたのに、今はにおいが愛しくて仕方ない(笑)

洗うご飯の皿が減って、減らないトイレの砂やご飯。

毎月買ってた免疫のサプリももう必要なくなって。

かさんでた医療費も浮いて、高額な療養食も買う必要がなくなった。

もうお金をかけてあげることもできない。

座ってる時に膝を陣取られることもなくなって。

散歩から帰宅すると「 早くご飯出せ今すぐ出せ。早く早く」って急かされることもなくなった。

寝る時は夫がベッドに入るのをじっと待たれることもなくなったし、

私を差し置いて夫の腕枕で寝ることもなくなった。

私がパンを食べようとしたら奪う機会をうかがって殺気混じりの視線を感じることもなくなったし、

卵とじカツ丼を食べる時や魚を焼いた時は奪われないように死守してたのにもう警戒する必要もなくなった。

「早く出て。いつまで待たせるんだ、早くなでて」ってシャワー中の私たちをニャーニャー急かす声もなくなって、扉を開けても待ってる姿はなくなった。

黒猫太郎の写真は増えることがなくなり、黒猫太郎のいない生活に慣れていくのが寂しくて、つらい。

 

黒猫太郎
 

黒猫太郎は生後2ヶ月くらいの時、名古屋市内の駐車場で拾われた。

キレイな顔立ちで、イケメンって有名だった。(私たち夫婦の中で)

イタズラっ子で私を驚かせることが大好きで、隠れるのが得意だった。

夫婦生活18年の間、16年一緒にいてくれた。

思い出がたくさんある。

 

黒猫太郎が癌になって手術した1ヶ月後に私が急性心筋梗塞で倒れた。

それからの2年間、一緒に闘病して最期までそばで過ごせたのは病気して働けなくなったおかげだった。

何もかも、良かったんだなー(^_^)

 

寂しくて悲しくて、まだ情緒不安定だから、時間薬に頼ろう(^_^)b

 

 

 

黒猫太郎共々、ありがとうございました。

 

 


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