いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

みんなで黒猫太郎を支えよう

 

夫と私、そして黒猫太郎と柴キッズの記録を残そうと思いブログを書いてみる。

それに、気も紛れる(^_^)b

私たち夫婦の日々の成長も感じてもらえたら嬉しい

(*^。^*)

 

2023年

5月23日
 

朝、みんなでのんびりしていると黒猫太郎がヨロヨロしながら私の前を横切った。

見守っていると水を飲みたかったようで自分で水を飲めている。

途中で力尽きて固まったけど、この生きようとする姿に私の方が励まされる。

食欲もあり、乾燥フードを一粒ずつ食べれて、チャオチュールも一包全部食べれた。

静かで穏やかな時間が流れていた。

黒猫太郎の介護中、距離を保ちながら見守ってくれていた柴キッズに話しかけて褒めるようにした。

また、黒猫太郎に話しかけたり顔をのぞいた時、柴マンと柴ガールにも必ず話しかけるようにしてたらいつもの3倍しゃべってた気がする。

何度も名前を呼んで、「ありがとう!見守ってくれてるの。優しいね〜。今ね、お水あげてるんだよ。黒猫太郎が喉乾いたニャーって言っててね。ほら、ね。一生懸命飲んでるでしょ。すっごいねー」

「今はね、包帯を巻いてるんだよ。グルグルグルグルーしてるんだよ。柴ちゃんも見てみる?おいで。ほらね。こーやってるんだよ。うわぁ。手伝ってくれるの?ありがとうねー。柴ちゃんがやってくれると助かるなー」

 

距離を保ってた柴ガールがそばに来て包帯をクンクンして嗅いだりちょっと噛み噛みして確かめていた。


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夫が柴ガールを撫でて褒めてくれた。

柴キッズは、もしかしたら私たち夫婦が黒猫太郎の介護をしてるとき近寄りがたかったかもしれないと思った。

それからは、介護中は喜々として隣に来て私たちの様子を観察するようになった。

柴キッズだけでも黒猫太郎のそばに行ってクンクン嗅いだり観たりするようになった。

柴キッズの様子を見ると、柴キッズに疎外感を感じさせてしまってたんだと痛感した。

その日は、家族がひとつになれた気がして、柴キッズも黒猫太郎の看病がしたかったと分かり、これからはみんなで黒猫太郎のサポートをしようと思った。

 

待ち遠しかった夫が帰宅、黒猫太郎は私に抱っこされていつも通りみんなでお迎え。

雨が降ってるから散歩はお休み。

黒猫太郎もチャオチュールをモリモリ食べて、食欲が低下してた柴ガールもご飯を食べた。

よかった(´;ω;`)

柴ガールは食後吐いちゃったけど、「いいんだよー胃がビックリしたよねー大丈夫だよー」と伝えて大好きな歯磨きガムをあげたら喜んで食べてた。

 

夜は柴ガールと追いかけっこやボール遊びをして、柴ガールが疲れて動けなくなるまで遊びまくってみた。


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柴マンは私に「抱っこ抱っこー!」と抱っこをせがんでくる。


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そういえば私、ここ数日、柴マンを抱っこしてあげてたっけ?

睡眠不足が続いてて記憶があいまいで色んなことが思い出せない。

柴マンも、私に甘えたかったのに我慢させてしまってたんだと胸が痛んだ。

「甘えてくれるの。嬉しいなー。甘えるの上手だねー。おりこーしゃんだねー」

と抱っこして撫でながら褒めてると、顎を私の肩に乗せて、全身の力を抜いてて安心しているのが伝わった。

 

よく遊んでみんなの活気が戻ってきて少しホッとした。

これで黒猫太郎も痛みなくいられたらいいな、と思ってた矢先だった。

 

22時頃、黒猫太郎に話しかけるが反応しない。

目は開いたままで呼吸が静かだ。

私が目の前に来ても目線を動かすこともなく、うつろな目をしていた。

体勢を整えるため少し体を浮かせようとすると低い声で「ニャー」と言う。

怒ってる?

夫に「黒猫太郎の様子がおかしいよ」と伝え2人で観察するけどよく分からない。

水は飲めたけど、チャオチュールを残した。

どうしたんだろう。

 

あっという間に0時を過ぎ、もう寝なきゃ!ってことでみんなでベッドに入った。

黒猫太郎と柴マンと柴ガールに

「大好きだよー。ん〜今日も可愛いね~。ん〜。可愛いな〜。ん〜お休みするよ〜寝るよ〜。ん〜お休み〜」

チュッ😚ってして夫と私はすぐに寝入った。