いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

#46 夫が主治医にばらした事件

 

2022年1月。


倒れた後、この1月が最高に調子良かった。

心も体も絶好調な私はノンストップ

(・∀・)

自宅で掃除中、ヘッドホンでガンガンにヒップホップや陽気な音楽を流し、夢と希望が詰まったお尻をフリフリ。


お尻だけじゃ止まらず全身で

『YO!YO!HEY!BOY&GIRLS!聞いてるかーい!乗ってるかーい!YEAHー!!!ლ(☆o☆ლ)』


観客の黒猫太郎と柴犬マンと柴犬ガールに私のショーを見せてあげた。


でもね、皆さんならもう当然のことのように分かりますよね?


うんうんうんうん。

まさにそう。

ショーを開催するとすぐに動悸がしてきて座りこみ、休むハメになる。(ー_ー)

でもこれだけは言わせて?


反省はしている_| ̄|○

 

ここで豆知識。
突然死原因ナンバーワンはゴルフ。
ナンバーツーはダンス。

\(◎o◎)/!!!

 


それにも関わらず、夫がいる時にもついついノリノリになって動悸がして座りこんでしまった。


バレちゃった、、、

 

夫がかがみ、心配そうに私を見ている。


夫君、ごめんなしゃい。

魔がさしちゃったの。

 

(今思うけどさ、私って心臓病なんだよ。2021年6月から。)

 

そんなハプニングを乗り越え、1月19日、受診する日が来た。


スーパー優しい夫マン、

付き添い、寄り添い、ありがたい。

 

 

 

診察室に到着し、先月の12月1日の受診後の夜に胸痛発作が来た話になった。

あの日以来、胸痛発作はなく、安定している。

検査結果も異常はない。


私のエキスパートスーパー優しい主治医が、

「もしかしたら冠動脈が痙攣するやつかもしれない。
痙攣してる時にしか心電図上で異常が出ないんですよ。
胸痛があったら、すぐ救急車呼んでください。
この前はちゃんと救急車呼んでくれて良かったです。
少し様子を見てみましょうか。」


ってことで様子見に。

 

仕事に復帰するのも問題なし!

むしろまだ働いてないの?くらいな太鼓判をもらった。


私はウキウキ。

和やかな雰囲気で主治医と話してたのに横から夫が!!!


「先生、チチ(体の)調子いいのはいいんですけど、調子いいからってよく動くんですよ。この前も家でダンスして動悸したり、休憩も取らず動き続けたり、、、もう、、、」

 

ぬぁー!!!!!!


先生の顔を見ると一瞬止まり、頭抱えて苦笑い。。。


すかさず私は弁明に全力を出す。


「先生違うんです!
いや、違うことはないけど違うんです!
ちょっとお尻フリフリしただけなんです!
それ以降そんなことやってませんから!」

( TДT)えーんえーん


私の全身全霊の嘘泣きは主治医に届かなかった。

「チチさん、無理はしないでくださいね。」


この一言でアタシ ノックアウト。


「すみません、もうしません。」

 

新しく、ニトロペンという頓用の薬を処方され、胸痛発作がきた時は使用することになった。(後日詳しく話します)

 


診察室を出て夫に言った。

「ばらしやがったなー!!!」


夫「正直に言わないとだろ?なんのための診察なの?」


10000000000%夫が正しい。


帰りにスターバックスのドーナツおごってあげた。

 


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