2021年7月28日、受診とリハビリで大学病院に行く日が来た。
まずは寝起きのプロテインで気合いを入れよう。
病院はバスと電車で乗り継いで片道1時間半かかる場所にあり、体力的にまだ無理があったから夫の運転でレンタカーを借りて行くことにした。
倒れる前までは運転するのが好きで、私が主に運転していたんだけど、倒れてからはほとんど夫に運転してもらっている
(´・ω・｀)
夫と一緒にゴーゴーレッツゴー＼(^o^)／
ドライブ楽しいな〜(*´ω｀*)
流れる景色を見るのが好きなのよ
(*´ω`*)
ドライブデート❤️を楽しみ、病院に到着。
入院してた時とは違う感じがする！
自力で歩いて院内へ。
入院中は車イスで移動してたから、歩いて入ると視界も高くなった感じ。
しかも『いいないいないいなー(☆▽☆)』と移動中に眺めていたスターバックスも自由に出入りできる！！
病院内に広がる景色に新鮮さを感じ、ウキウキしていた。
外来患者はここで受付してたのかー(*´ω`*)と新しい発見。
しかも診察券を機械に通したら、順番にどこに行けばいいか表示された紙が出てくる。
ハイテクぅぅぅぅ(≧∇≦)b
私も機械に診察券を通し、採血→心臓リハビリ→診察の順番になっていた。
紙を受け取り振り返ると、優しい表情をした夫が私を見ていた。
v(´∀｀*v)待たせたニャー❤️
さぁさぁ夫君、行こうか（*´▽｀*）
採血が終わり、心臓リハビリ室へ。
外来患者専用のリハビリ室はランニングマシンと自転車こぎマシンがあった。
血圧と体重を測り、看護師に案内される。
体調を聞かれたので、「調子イイです！」と返事しといた。
筋トレでクタクタ中なのは伏せておいた。
心電図を装着し、準備運動をしてから自転車こぎマシンに乗った。
脈は60台。心電図も安定している。
ゆっくりゆっくり自転車をこぎ始め、呼吸も脈も早くならない程度でこいでいた。
スイスイこいでいると、心臓リハビリ専門の医師が診に来てくれた。
キリッとした優しそうな女医だ。
女医「チチさん、この速さで大丈夫ですか？退院してからどうですか？」
と満面の笑顔で聞いてきた。
ヨシ。この先生なら話しても大丈夫そうだ、と思い、血圧の変動で動けなくなる時があること、調子が良い日に筋トレしたら体が重くなって動悸がすることを話した。
すると女医の表情が晴天から落雷に変わった
Σ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉワォ
女医「チチさん、筋トレとはどういうことですか？」
と言われヘビに睨まれたカエル状態。
医師の目つきが変わっている。
私「えーとえーと。ちょっとスポーツジムに行ってちょっと負荷をかけてちょっとしんどくなっちゃったところです。えへへ、、、」
かよわく笑ってごまかした。
女医「チチさん、無理はダメですよ。やめましょうね。今は筋トレする時期じゃないと思いますよ。なるべく有酸素運動をするようにしてください。動悸がする時は体が休みたい時なので、症状がある時はしっかり休んでくださいね。」
と笑顔で言ってるけど目が笑ってない。
本当にこわかった。
私「分かりました。スミマセン。ちゃんと休み休み動きます。」
と返事をして、可能な活動のことを色々聞いた。
30分のリハビリが終わり、いよいよ診察室へ。
主治医と面と向かって話すのは初めてだった。
入院中にナースステーション前でばったり会い、体調を聞かれたから「おかげ様で元気です！」と会話したくらいだった。
一流ドクターは大忙しだ。
診察室に呼ばれ、夫と中へ入った。
主治医へ命を助けてくれたことへのお礼を伝え、1番聞きたかったことを真っ先に聞いた。
私「先生、もう調子いいです！仕事に戻りたいんですけど、9月から復職してもいいですか？」と。
主治医は、復職して大丈夫だよと言ってくれた。
『無理をしなければ』って。
夜勤もできるって(☆▽☆)
希望が見えた。
仕事に戻れるなら良かった！！！
2ヶ月くらい休んだら働ける！
この時自覚はなかったけど、かなり焦っていた。
働き盛りでやりがいもあり、上司も「チチさんが戻れるよう努力しますから何でも言ってくださいね！！」と夫と私に言ってくれていて、病気になっちゃったけど働けるように受け入れてくれるだろうと思い何の心配もしていなかった。
主治医は、「チチさんは、本当にラッキーだったと思います。後遺症もなく、合併症もなく、心不全とかも心配される状況だったんだけど、後遺症もなかったので本当にラッキーでしたよ。」と言ってくれた。
今思うと、私はその言葉を楽観的に考え過ぎていたかもしれない。
それ以来、気持ちと体がアンバランスな状態が長く続くことになる＿|￣|○
主治医からリハビリはどうだったか聞かれた。
筋トレしたことは伏せて、「リハビリの先生こわかったですー！目でヤラれるかと思いました！」
と言ったら主治医は笑っていた。
