いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

#73 焦ってたチチの失敗

 

師長と話した後、看護部長と話すことになっていたから師長と部長室に向かった。

ドキドキಠ⁠﹏⁠ಠ

 

●撃沈
 

部長室に入り、すぐに本題に入った。

部長「どうなってるの!」

「申し訳ありません。」

 

2月に入院した時の経緯を聞かれたから、「胸痛発作が3回きて救急車呼んでそのまま入院になった」ことを伝えた。

(私は面接前に、「胸痛がきて検査入院になった」としか伝えていなかった)

 

部長「それを知ってたら採用してない!」

「・・・・・はい。。。」

部長「もう分かったでしょ?うちでは働けないって分かったでしょ!」

「・・・・」

部長「面接の時に働けるって言ってたのに!働けないじゃない!本当に働けるって言われたの!」

「・・・・申し訳ありませんでした。主治医から働けると言われてましたし、自分でも働けると思っていました。ですが自分で出来ると思ってたことと体が出来ることが違っていました。」

部長「そうでしょ。出来ないことがこれで分かったでしょ。」

もう謝罪と自己嫌悪でいっぱいいっぱいだった。


 

部長室を出て病棟に戻ると、師長が言った。

「働いてもいいんだよ。ただ、時期と働き方を考えた方がいいね。」と。

 

 

●焦りが招いたこと
 

私は面接予定日の前日に緊急入院になっていた。

陳旧性心筋梗塞だけの持病なら、主治医から働けると太鼓判が出ていた。

けど復職予定の1ヶ月半前に冠攣縮性狭心症を発症してしまい、入職予定日を変更するべきだったと思う。

当時もそれは頭をよぎったんだけど、病気のせいで断られたらどうしよう、働けなくなったらどうしようって焦りと不安が先に立っていた。

医師は、働いてもいいけど段階的にやる事を増やしていくようにと言っていた。

私は正職員勤務での応募を、パート勤務希望に変更して応募をした。

もっと症状と可能な仕事について話し合っておくべきだった。

もっともっと慎重になるべきだった

(´・ω・`)

 

 

失敗しちゃった(๑´ڡ`๑)

 


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