夫と出会ってからちょうど22年。
ウェーイヾ(●♡∀♡)
夫と出会った日は8月だった。
初めての出会いは東京の上野動物園。
私の一目惚れだった。
それから毎年、「出会った日」記念日をお祝いする。
お家で家族だけで過ごしたり、オシャレなレストランに外食する年もある。
今年はお家で家族だけで静かな時を過ごした。
柴キッズの寝顔を見つめながら、夫と他愛もない会話して穏やかな時間が流れる。
お互いの好きなとこを言い合ったりなんかしちゃったりして。
ちょうど22年前の初デートの日、上野を歩いてる時に夫の手を握った。
小指だけ。
恥ずかしくて、でも触れたくて、夫の小指だけ握って歩いた。
その時の気持ちはよく覚えている。
「のっぽ(夫)は嫌がってないし、これって手をつないでるよね。もうこれって恋人だよね。私たち付き合ってるんだ!」と思った。
それから1週間後、のっぽに告白された。
「付き合ってほしい」って。
「え、私たち付き合ってたんじゃないの?」というすれ違いから2人の愛が始まった。
ということで、初めて小指をつないだ日を記念日にしている。
この前20歳の女子にこの話をしたら、小指つなぐのは可愛いけど、「手をつないだだけで恋人」は怖いって言われた(笑)
●私の特権
出会って22年、夫のグチや悪口を誰にも言ったことがない。
惚れた人のグチを他人に話すのも好きじゃないし、
夫の欠点を知ってるのは私だけという謎の優越感(笑)
夫のいろんな面を知れるのはいちばん近くにいる私の特権だと思ってる。
夫は害がない人というか、人から好かれる。
会社でも、私の友だちからも慕われている。
家族に対しては深い愛情をくれるし、動物や昆虫、生き物すべてに優しい。
他人に対しても穏やかな口調と優しい柔らかい雰囲気で接するから子どもや犬猫からすごく好かれる。
それを一番近くで見れるのも私の特権(笑)
●夫婦の危機
私が急性心筋梗塞で倒れる前後、仕事もいっぱいいっぱい、夫婦仲も険悪になってた時期が1年くらい続いたことがあった。
夫にイライラして、イライラ任せに傷つけてしまう。
夫は何も変わらない。
変わったのは私だった。
余裕がなくて、些細なことでイライラ。
普段は全く気にならないことが気になった。
いちいち夫に指摘してしまう。
夫は何も悪くないのに、むしろ優しく包みこもうとしてくれるのにその手を払って責めてしまう自分がいた。
このままでは一番大切な人を傷つけてしまう。不幸にしてしまう。
助けを求めなきゃと思い、カウンセリングに通い始めた。
カウンセリングに通ってる期間に心筋梗塞で倒れた。
自分と向き合う作業はほんとにしんどかった。
けどものすごくいい機会になった。
病気療養中でお仕事は休み、自分と向き合う時間はたくさんあった。
色々自分の中で整理ができてから、夫に話した。
「傷つけてしまったこの1年、ほんとに申し訳なかった。
原因は全部私にある。ごめんね。のっぽ(夫)は何も悪くない。」
夫は、「おれの方こそごめん。分かってやれなくてつらい思いさせたね。」と言った。
抱きしめ合ったら、夫の深い愛や、優しさや温かさが伝わってきて涙が溢れた。
涙を流す私の顔を見て、夫はそっと拭ってくれて、また抱きしめ合った。
●おかげさま
夫婦仲良く暮らせてるのは、夫のおかげに尽きる。
夫は温厚で、寛容、献身的で愛情深い。
今まで一度も泣かされたり傷つけられたことがない。
大事にしてくれて、感謝しかない。
おっと待てよ。
私のわがままを聞けるのは夫しかいないし。
夫は、私を見つめてるだけで幸せそう。
私の寝顔見れるって、、、夫は幸運な男子だ。
やっぱり私のおかげだなっ(・∀・)
付き合ってる頃のプリクラ
出会って22年記念のお祝いケーキは通院先で