いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

#53 親友たちへのお願い

 

コツ、コツ、コツ、コツと近付いてきた足音は、主治医だった。

日曜日なのに先生働いてるーΣ(゚Д゚)

オツカレさまです!!

私「先生!!こんにちは!お忙しい中すみません。
突然痛みが来て救急車呼んじゃいました。」

主治医「いいですよ。すぐに呼んでくれて良かったです。
この前話したの覚えてますか?
心臓の血管が痙攣したかもって。
攣縮性狭心症っていうんですけど、それかもしれない。
胸痛発作が起きてる時にしか異常が確認できないから、心臓カテーテル検査して造影剤流すんですけど、それで心臓を見てみましょう。
攣縮性なら、薬で予防できるからね。」

私「はい、分かりました。お忙しい中ご迷惑おかけします。ありがとうございます。よろしくお願いします。」

 

はぁ(´・△・`)

緊張した。

皆さんならもう分かってると思うけど、

アタシ、主治医の前ではすごくいい子なの❤️

だから、自覚症状は軽めにいつも報告しちゃうし、「大丈夫デース!」が口癖。

だってだって。大丈夫って言わないと筋トレできないでしょ?(・∀・)

私の優しいスーパードクターは、スーパー優しいオーラとともに去っていった。

 

病室にひとりになった私は、親友のききちゃんとりりちゃんにLINEした。

私『今回さ、攣縮性狭心症あるかもってことで、カテーテル検査して今後の計画立てようってことになった!

狭心症でも薬で予防できるからねって言われたから安心はしている。

だがしかし、何があるか分からんさ?

もしもの時はさ、のっぽ(夫)ひとりぼっちになっちゃうからさ、
1年に1回でもいいから連絡取ってくれるかな。

家族が生きがいで、それ以外何もいらないような人でさ。』

 

りりちゃん
『のっぽね! うん!

年に最低1回子守りしてもらう!

めっちゃにぎやか!

そこにチチもいてほしいから、ほんといい方向に向かってほしいと心から願う!』

 

ききちゃん
『もちろん!

のっぽ、チチはもう私の中で家族やで』

 

私の親友、めっちゃイイ人たちやねん!

 

私にもしものことがあったら、
夫の安否確認と、
元気にしてる?って
夫の最期がくる日まで、

時々気にかけてほしい。

 

私にはもう、二度とできなくなるから。

 

 

そこでまた脳内再生。

中島みゆきさんの「時代」。

まわる〜 まわる〜よ 時代は まわる〜

喜び 悲しみ 繰り返し

今日は 別れた 恋人たちも

生まれ変わって めぐり合うよ〜

リピート再生

 

 

次回のブログは、このあと親友とちょっとした言い合いになったので、それを書こう!

\(^o^)/

 


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