いのちの記録

心臓病になった看護師チチ

敬老の日

 

2022年9月19日は、敬老の日だー\(^o^)/


私が出会ってきたおばぁたちのお話をいくつかする(^_^)

 

●幼稚園時代

私が幼稚園の頃は、おばぁがさとうきびを食べやすいように切ってくれて、

私はさとうきびをかじって甘い汁を飲みながらおばぁとおしゃべりしてた。

憩いのひと時(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠

 

 

看護学生時代

女子大生(あえて言おう)の頃は、休みを利用してグループホームやデイサービスにボランティアに行っていた。


沖縄に帰省した時は、デイサービスにボランティアに通った。

元気はつらつなおばぁと話していた。


私「おばぁちゃん元気ぃーーっ。
こんなに天気いいと外に遊びに行きたくなりますよね(^o^)」


おばぁ「いいや、行かなくていい。
おばぁは彼氏探しに来てるから。」


、、、(*´艸`*)

 

デイサービスに彼氏探しに来た90代のおばぁ、可愛すぎる(#^.^#)


また別のおばぁ。


おばぁ「チチちゃん!こっちおいでー!
おばぁと食べると味があって美味しいよ〜」


離れた席にいた私に、大声で呼んでくれたおばぁ。
おやつに誘ってくれた(#^.^#)

 

 

●看護師時代

勤務先の病院では、敬老の日が私にとって大好きなイベントだった。


同僚には仕事を開始する前から伝えておいた。


私「今日は敬老の日だから戻り(ナースステーションに)が遅くなるよ(`・ω・´)ゞ」

 

私は病棟の廊下を闊歩する。


「敬いたまえ〜尊びたまえ〜」

「おじぃちゃん、おばぁちゃん、顔が見れて嬉しいな〜幸せだな〜」

「顔色いいな〜素敵だな〜」

「元気に長生きしてね〜」

 

病室に到着。


男性部屋では
「右見ても左見ても男前だらけじゃないですか」


女性部屋では
「美人だらけのこの部屋に私も入れさせてもらえるなんて恐縮しちゃいます」


患者さんは寝たきりで意思疎通ができない人がほとんどだから返事はなかったのだけど、そんな言葉をかけてた(^^ゞ


看護業務を最速で終わらせ、ひとりひとりへのケアに時間をかける。


静かに名前を呼んで、

そっと触れて、

今日もあなたの顔が見れて嬉しいです、と言葉をかける。


「今日は敬老の日ですよ。
コロナ感染が流行ってるから、ご家族が会いたがってるのに面会できなくて残念です。
あなたの様子はご家族に伝えてますからね。」


この日だけは、患者さん全員の手を握り、言葉をかけると決めた大切な日
ヽ(=´▽`=)ノ

 

そーっと保清ケアをしてまわる。


看護師が近づいただけで、《痛いことされる!》と全身がこわばって緊張する患者さんもけっこういる。


けど、ゆっくり、そーっとケアをしてるとこわばった体から力が抜けて、表情が和らいでくるのが分かる。


そのひと時が好きだった。

 


「自分は大事にされている」


患者さんに、そう思ってもらえる看護がしたかった。

「あなたはひとりじゃないですよ」

このメッセージが伝わるかかわり方がしたかったな。


忙しい日は一人の患者さんに2分も時間を割けないことも多かった。


重症患者さんが増えたり感染症があるとなおさらね(TдT)

 

私は老年看護が大好きだから、また働けるようになったら、やっぱり老年看護に携わりたいな。

 

おじぃちゃんたち、おばぁちゃんたち、


今日は敬老の日だよぉーー(*´▽`*)/


いつまでもいつまでも、元気に長生きしてねー(⁠*⁠^⁠3⁠^⁠)⁠/⁠~⁠♡

 


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